
2007年も半年が過ぎ去り、今日は七夕。
今年の七夕は特別。
何故かって。
それは、'07.07.07だからです。
今日は生憎の曇り空。ミルキーウェイや、その間に対する織女、牽牛をみることができません。
毎年、この季節は梅雨で見ることができるほうが珍しいようですが、それでも年に一度のこと。
雲の晴れ間から少しでも見られることを願っています。
もし、みることが不可能な時は、雲の上の出来事を今晩ゆっくりと想像してみませんか?
【七夕伝説】
天帝の娘である織女は、機を織るのが仕事です。
しかし仕事ばかりする織女を心配した天帝は、娘を天の川の向かい岸にいる牽牛と引き合わせました。
すると二人は恋に夢中になって仕事を全くしなくなってしまいました。それをみた天帝は怒り、二人を天の川の両岸に引き離してしまいました。
二人の様子を哀れに思った天帝は、一年に一度、7月7日の夜にだけ会うことを許しました。
しかし、7月7日に雨が降ると天の川の水が増水してわたることができないので、カササギ(写真)が二人の橋渡しをします。
織女(おりひめ星)は、こと座のベガという名前で0等星。地球からの距離は25光年。
一方の牽牛(ひこ星)は、わし座のアルタイルで1等星で、地球からの距離は17光年。
この二つの星の間の距離は約16光年で、光(秒速30万km)でも16年かかります。
計算上は、1年に1度のデートは無理ということになりますが、ドラえもんのアイテムを借りれば逢うことが出来るかもしれませんね。